筋筋膜性腰痛

施術の要点


Treatment description

筋筋膜性腰痛とは

筋筋膜性腰痛とは、痛みの原因が筋肉や筋膜にある腰痛のことです。急性の筋筋膜性腰痛は、重いものを持ったり、急に体をひねったりしたとき、ギックリ腰として発症します。また、過剰な緊張が持続する様々な要因により、慢性化した筋筋膜性腰痛をつくります。

急性あるいは反復性の過負荷ストレス、筋肉の使いすぎによる帯状のコリ(索状硬結)がつくられると、筋肉に圧痛と関連痛を引きおこすトリガーポインとして確認できるようになります。


施術の基本方針

筋筋膜性腰痛への施術は、「急性の痛み」「慢性化した痛み」に対して、異なる方針で痛みへの抑制刺激を加えます。

急性の痛みへの施術

急性の炎症が強いときは、押しても伸ばしても痛みが増します。そのため、患部への直接的なマニピュレーションはひかえます。その間は、皮膚刺激による痛みの抑制(経皮物理的刺激療法,鈴木)として、円皮鍼やキネシオテープを用います。

炎症性の激痛が和らいで、過緊張が痛みをつくる主役となった頃を見計らい、静かに持続的な押圧刺激やストレッチを施します。慢性化した痛みとコリ感には、トリガーポイントを重視したマニピュレーションを積極的におこないます。

慢性化した痛みへの施術

慢性化した筋筋膜性腰痛は、腰が伸びにくい、曲がりにくいというように、腰部の重苦しく鈍い痛みとともに、可動性の悪さがみられます。筋肉のコリや緊張度を和らげるためにも、低下した運動機能の回復を促すようにマニピュレーション操作・矯正を施します。

腰の動きが大きくなることで、血液循環が促されるだけでなく、運動神経が刺激されることで知覚神経の働きが抑制されて、慢性化した痛みも軽減されます。当治療院のマニピュレーション操作・矯正を中心とする施術方法は、コリ感をともなうような慢性化した痛みに対して有効と考えます。

施術は、慢性化した症状に対して、筋肉の緊張度を緩和しながら痛みを軽減することを目的におこないます。とくに、下記のトリガーポインを中心に抑制的な押圧を加えながら、緊張のために拘縮している筋肉をストレッチしていきます。

1)L2‐L3外側のトリガーポイント(命門,腎兪,志室)

2)L2‐L3以外のトリガーポイント(腸骨稜)


矯正刺激ポイント

1)L2‐L3外側のトリガーポイント(命門,腎兪,志室)

腎兪、志室というツボは、L2‐L3外側に現れたトリガーポインといえます。このツボを目印に、脊柱起立筋をストレッチします。痛みで制限された可動性の回復をはかりながら、エンドフィールで軽いスラストを加えます。

腰椎棘突起の外線部に痛みや圧痛があるときは、命門を標的に、多裂筋や回旋筋にストレッチ、スラストをおこないます。

腰椎棘突起の外線部に痛みや圧痛があるときは、命門を標的にストレッチ、スラストをおこないます。腰椎を操作することで、脊柱の近くで深部にある短背筋(半棘筋、多裂筋、回旋筋)をゆるめます。腰部の動きを増大することで、血液循環を高めて、障害組織の回復と炎症の鎮静を促します。

痛みの直接的な原因は筋肉にあります。痛みのある筋肉を支配している神経と関連する腰椎の動き、痛みが増悪する体幹の動きを注視しながら、筋肉につくられたトリガーポインに矯正刺激を施します。

2)L2‐L3以外のトリガーポイント(腸骨稜)

側腹部の近くに痛みや圧痛があるときは外腹斜筋を、殿部や上後腸骨棘外緑部に痛みが現れたときは上殿筋や中殿筋を標的とします。腸骨稜(腰部‐骨盤)にストレッチを加えながら、トリガーポインに矯正刺激を施します。

椎間関節性腰痛が複合するときは、下部腰椎の関節面に沿って、積極的に矯正刺激を施しながら筋肉の緊張度をゆるめます。

第5腰椎‐第1仙骨がつくる角度(腰仙角)は、姿勢に大きな影響を与えます。長時間のディスクワークで背中を丸めて座っていると、仙腸関節から腸骨稜にかけてのコリ感を一層強くします。

日頃から悪い姿勢でいると、正しい姿勢が窮屈で苦しく感じるかもしれません。そこで、姿勢を整える方向にストレッチ、マニピュレーション、矯正刺激を施しながら、からだが正しい姿勢を再認識するよう促します。




脊柱矯正・鍼療法

ほんがわ治療院

171-0022
東京都豊島区南池袋2-13-10 キャッスル小林3階

03-3988-3467 完全予約制

momiryouzi@hkg.odn.ne.jp

施術時間
月・火:10:00〜12:00,15:00〜18:00
水・木:お休み
金・土:10:00〜12:00,15:00〜18:00
日・祝:お休み