緊張型頭痛

原因 症状の理解


Treatment description

特徴となる症状

緊張型頭痛は、後頭部から頚肩部の筋肉がコリかたまり、頭を絞めつけることで神経が過敏となって生じる頭痛のことです。

筋肉が過剰に緊張して、持続的に収縮した状態になると、血液循環が悪くなります。そして、老廃物がたまると、痛みの神経を刺激して筋肉痛をつくります。さらに痛みが、筋肉の緊張を強くすることで、ますます血液循環を阻害するようになります。

こうして「痛みの悪循環」が形成されると、いつとはなしに続く重圧感・頭重が、まとわりつくようになります。そのため、はちまきをしめるような頭痛と表現されることがあります。また、頭痛に肩こりがともなったり、肩こりが頭痛を引き起こしたりします。

1.痛みの頻度: 慢性化すると、ほぼ連日

2.痛みの持続: いつ始まったとなく、ダラダラと続く

3.痛む部位: 両側の耳から後ろ、後頭部から首筋にかけて

4.痛み方: 重苦しい痛み、締められるような・重石が載ったような頭量感

5.痛みの程度: なんとか仕事はできる

6.他の症状: 肩こり、めまい

7.運動・入浴: からだを動かす、首筋を温める、マッサージをすると楽になる


痛みの原因

頭と首の連結部には、脳とからだを結ぶ脊髄だけでなく、たくさんの神経や血管が密集して通っています。そこは、重い頭を第1頸椎がのせて、第2頸椎の突起を中心に回転するという不安定な構造をしています。

不安定な弱点を補うように、後頭部‐頸部は厳重に筋肉で守られています。そして、危険なストレスを察知すると、防衛反応として筋肉の緊張を高めて、大切な後頭部‐頸部を守ろうとします。

頭頚部の筋肉にストレス与える精神的な軋轢や身体的な異常は、すべて緊張型頭痛をつくります。日常のなかには、「頭が痛いこと、頭痛のたね」はたくさんあります。つまり、下記のようなストレスは、筋肉を過剰に緊張させてコリをつくり、後頭部‐頸部を通る神経を絞めつけて緊張型頭痛をつくります。

1.精神的ストレス---心配、不安、抑うつ、心の痛みなど

2.身体的ストレス---悪い姿勢、脊柱の歪み、頚椎の変化、オーバーワーク、噛み合せ、眼精疲労、耳や鼻の病気など


痛みの性質

後頭下神経(C1後枝)、大後頭神経(C2後枝)、小後頭神経(頚神経叢,C2,C3頚神経前枝)は、後頭骨‐上部頚椎の関節近くを通って後頭部の皮膚表面にでてきます。これらの神経が、後頭‐頚部の筋緊張により圧迫・刺激され、やがて緊張型頭痛となります。

圧迫刺激は、痛みの悪循環を形成します。すると、いつとはなしに続く重圧感・頭重が、筋肉の分布と同じ部位にまとわりつくようになります。


随伴する症状

最深部で頭を支えている後頭下筋(小後頭直筋、大後頭直筋、上頭斜筋、下頭斜筋という4つの筋肉の総称)には、頭の位置をはかるセンサーがあり、平衡感覚も担っています。

後頭下筋がこって緊張に左右差が生じると、頭の位置情報が脳に正しく伝わらず、フラフラとした動揺性めまいを感じることがあります。

後頭下筋の間隙には、椎骨動脈や後頭下神経(C1 後枝)が通ります。そのため、コリがつくる刺激によって、不眠症や気分不快などの不定愁訴が生じることがあります。


片頭痛との混合

大後頭神経は、頭頂部において三叉神経第Ⅰ枝(眼神経)末端と吻合しています。そのため、後頭部のコリ感が強くなると、刺激が大後頭神経を介して三叉神経にまで波及します。

さらに、三叉神経の脊髄路核は、第2頸椎あたりまで下降して、対側の視床に上向してシナプスしています。

上部頸椎でつくられる侵害刺激は、三叉神経まで刺激するようになると、目の奥からの痛みをつくったり、片頭痛へと移行したりします。

「日頃は首や肩がこって、頭が絞めつけられるように重苦しいが、こじれて酷くなるとズキズキした拍動性の頭痛が加わり、吐き気も伴う」という訴えを多く聞きます。このように、あるときは緊張型頭痛あるときは片頭痛と、両方の頭痛をもつタイプは「混合性頭痛」といわれます。

緊張型頭痛と片頭痛に共通するのは「肩こり」です。頭痛もちの方は、後頭部から首筋のコリを過敏に痛みと感じています。そして、この軽い状態が緊張型頭痛で、ひどい状態が片頭痛だといえます。




脊柱矯正・鍼療法

ほんがわ治療院

171-0022
東京都豊島区南池袋2-13-10 キャッスル小林3階

03-3988-3467 完全予約制

momiryouzi@hkg.odn.ne.jp

施術時間
月・火:10:00〜12:00,15:00〜18:00
水・木:お休み
金・土:10:00〜12:00,15:00〜18:00
日・祝:お休み